パーキンソン病|船橋・鎌ヶ谷への訪問マッサージ

パーキンソン病

 

●パーキンソン病の原因は?

脳のドパミン神経細胞の障害により症状が表れます。心身のバランスを調整している脳には、様々な神経回路が備わっています。

例えば身体を動かす神経回路は、一本の線でつながっているわけではなく、いくつかの神経を介して体を動かす指令が伝えられています。そのいくつかの神経の間は「神経伝達物質」が担っており、パーキンソン病の原因である神経伝達物質は「ドパミン」といわれます。ドパミンの減少やドパミン受容器の機能低下は、心身の活動に大きく影響を与えます。

ドパミンの減少する原因は、まだ十分にはわかっていませんが、年齢によるものや薬剤によるもの、遺伝性のものなどが推測されています。

パーキンソン病の治療では、不足したドパミンをパーキンソン治療薬で補充することが基本的な治療方法となります。それにより症状の改善がみられることが多いのですが、パーキンソン病を患っている方の多くが、便秘・腰痛・肩こり・体の固さなどを訴えられます。

 

鍼灸マッサージでは、全身の調整や痛みの施術、腸マッサージなどで、QOLの向上に寄与することを目指します。

 

●症状

パーキンソン病で代表的な運動症状は次の4つです。いずれの症状も、症状の強さに左右で差があるのが大きな特徴です。

 

●パーキンソン病の4大症状

 

・手足が震える「振戦」

安静にしている時や寝ている時に、手足が小刻みに震えます。動いたり、何かしようとするときには、震えが止まることが多いのが特徴です。パーキンソン病の最も代表的な症状です。患者さまのお話だと、基礎的なお薬で割と緩和される症状だそうです。

 

・筋肉のこわばり「筋固縮」

筋肉がこわばる、身体がスムーズに動かなくなります。下記の「無動」にも関係するのですが、筋固縮は、身体の動きが十分にできません。動きが取れないと筋肉は固くなり、使いにくくなります。また、使えなくなると筋肉は痩せてしまいます。パーキンソン病の対処法では、病院やリハビリ施設での運動が行われるケースがケアマネなどからよく聞く話です。また、訪問鍼灸マッサージで【ストレッチや機能訓練運動、痛みの治療】を行う場合もあります。筋肉のこわばりにも大きく関係している、痛みや慢性的な痛みのケアに精通している鍼灸マッサージ院に定期的にお願いするケースも目立ちます。

 

・動きが鈍くなる「無動現象」

早い動きが難しくなり、動きが小さいことや歩いている時に手を振ることをしなくなります。また、一度にいくつもの動作をしようとするとさらに動きが鈍くなります。パーキンソン病は、神経伝達が上手くいかないことがあるので、頭で思っていても行動に移せないことがあります。特にこの現象は、周りから見ると「早く動いてほしい」「せかしてしまう」などあまり理解のされない症状で、本人にとってはつらい状態です。動きたくても動けない、調子の良い時はサッサっと動けるぶん、周りからのストレスは良く聞く話です。訪問マッサージでは、無理な運動はしません。調子を見ながら、パーキンソン病の特徴をとらえた声掛けや運動メニューを行います。

 

 

・バランスがとりにくくなる「姿勢反射障害」

立っている時にバランスを崩し、転びやすくなります。バランスを崩したときに起きる、一歩足が出る行為やバランスを戻す動作が難しくなります。

 

●パーキンソン病のその他の症状

・4大症状以外にも、様々な症状が表れることがあります。また、必ず症状がみられるわけでもなく、他の病気でもおこりうる症状もあります。

・便秘や体の痛みやコリ感、疲労感など鍼灸マッサージでお力になれることがあります。

・ご来院、訪問どちらでも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。